梅雨が明けて暑くなってきましたね。
この時期には、冷たいものが食べたくなります。

昨日はわが家の夏の定番メニュー・冷しゃぶを作りました。

これは20年くらい前、同居していた義父母がまだ存命中だった頃から作っています。
コミック『美味しんぼ』の中で、海原雄山が「牛肉を一番まずく食べる料理法はジャブシャブだ」と言っています。
その理由は、肉の旨味をだしの中に逃がしてしまっているからだそうです。
確かにそうですね。
今回は豚肉を使っていますが、これでも同じこと。
それではどうすれば良いのかと考えて、思いついたレシピです。

茉莉花風と言っても、特別なことをしてるわけではありまませんが、ポイントは豚肉に片栗粉をまぶすというところです。
こうすると茹でるとき豚肉の表面に薄い膜ができて、肉の旨味を閉じ込めて逃がさす、とても美味しくなります。
トロッとした口当たりも良いので、肉好きだった義父はもちろん、肉類はあまり食べなかった義母も喜んで食べてくれました。

これでどうだ～雄山！！<(￣＾￣)>

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豚肉に片栗粉をまぶします。ムラにならないように丁寧に。

ボウルに氷水を用意しておきます。
鍋に湯を沸かし、沸騰したら豚肉を茹でます。
肉どうしがくっつかないように、1枚1枚バラパラと。
茹ですぎると美味しくないので、中まで火が通ったらすぐに引き上げて氷水にとり、冷えたらザルにあげて水気を切ります。
皿に盛り付けて出来上がりです。
手前の皿にはサッと湯にくぐらせたレタス、各種ハーブのベビーリーフを敷き、豚肉を盛り付けて、上にブロッコリーのスプラウトを散らしています。
向こう側の皿は、ベビーリーフ、コリアンダー、かいわれ大根、みょうがなど、ハーブや薬味類をたっぷり盛り合わせています。

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【今日の一品】 冷しゃぶ
豚肉はあまりいいものではなく、安価なバラ肉などのほうが美味しいですよ。
その他の材料も、特に用意するのではなく、あるものを使っています。
かいわれ大根は、キッチンで栽培しているものを使いました。

レタスは冬に鍋物に入れてみたらとっても美味しかったので、冷しゃぶでも湯通しして使っています。
コリアンダーは1束の3分の2をサッと湯がいてざく切り、残り3分の1は生のまま、小さく刻んで上に散らしました。
他のハーブ類もサッと湯通ししています。
今回使ったものの他に、トマトやナスなどの夏野菜、春菊や水菜、ワカメなどの海藻類、ハーブならルッコラ、クレソン、ミント類などを使っても良いですね。

たれは今回は簡単にポン酢にしましたが、ゴマだれなどでも良いと思います。
ポン酢でも、柚子こしょうやわさびなど、お好みで混ぜたりしても美味しいですね。

ハーブたっぷり冷しゃぶ［茉莉花風］

ハーブたっぷり冷しゃぶ［茉莉花風］